屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
お盆期間の方が多くいる
この時期に雨が降ることで
過ごしづらくはなりますが
それでも気温の高い日が
続いていますから
恵の雨と感じるかもしれません
日差しを受けることで
外気温の暑さ+日差しの暑さという
ダブルの暑さを感じることから
日陰で過ごせるならば
かなり体感は変わりますね
日差しはそれだけ強力となります
特に外にさらされている
鉄製品などはもろに影響を受けます
例えば線路のレールがあります
暑さによって鉄は
伸び縮みが起こります
枕木と呼ばれる木材に
レールが固定されていて
このレールを列車が
運行しています
このレールは鉄の塊であり
通常設置される長さは
最低でも25メートルとなりますが
50メートルのものもあります
最も多く使われている長さは
25メートルとなりますが
気温が40度以上になると
真冬の0度に比べて
1.3センチ伸びるといいます
この伸びを計算した上で
隙間が開けられ
継ぎ目板というもので
固定されていますが
それでも炎天下の中でのレールは
60度を超えることもあり
レール同士が伸びて
ぶつかり合い横に膨らむことで
脱線してしまう可能性もあることから
あまりに暑い時には
列車の運行を見直すこともあるようです
このように鉄は伸びます
全体的な長さからすれば
微々たるものになるかと思いますが
それでもこの伸び(遊び)を
計算していないと
思いがけない負荷がかかります
実はこれ鉄板を多用する
屋根でも起こり得ます
特に影響を受ける部分は
無落雪屋根(スノーダクト)となります
(白い部分がスノーダクト)
ここに使われている材料も
表面素材こそ違うものの
ベースとなるものは鉄板で
構造はというと雨樋と同じです
屋根を一段下げる形で水を受ける
形で凹みが作ってあります
ここへ1枚ものの鉄板を
職人さんによって現場加工します
ここにもレール同様に伸びへの
対策が取られています
まっすぐな箱に対して
底面を舟形に加工し
全長も横幅も片側10ミリから15ミリの
隙間を作っています
特に10mを超える場合には
これがないと伸びたときに
負荷がかかり亀裂が起きてしまいます
亀裂=穴となりますから
雨漏りへとつながる恐れがあります
最も水が流れる部分に
この亀裂が入ってしまうことで
応急的な修理は可能ですが
長くは持ちません
そうなると
『このダクト部分だけ取替えできませんか?』
というごく当然の疑問となりますが
これはNGです
ここは屋根にとっての要となる部分であり
最初に設置する部分となるため
全て葺き替えとなります
新築時にはお任せ状態ですから
住む人はこんなことを
知るよしもありません
スノーダクトが10mを超えて
設置されている場合に
起きやすいことではありますが
築年数が30年を過ぎてきたら
長さに関係なく
考えてもらう時期がきます
次は現状のまま葺き替えるのではなく
起こり得ることも組み込んで
工事をすることが大切となります
我が家のスノーダクトは
大丈夫かな?と気になった方は
お気軽にご相談ください
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です