
住まいにおいて言えば
「便利さの代償は必ずくる」
こう思っています
家の中での快適性とか
部屋が明るくなるとか
住まいにとって
欠かせない窓ですが
取り付ける場所が
適切でないとのちに
必ず起きてしまうのが
雨漏りです
こればかりは新築の段階で
決まってしまうため
家を建てる前の設計の段階や
工事の段階で不自然とか
これはおかしいのではと
ならない限り
図面通りに進んでいくことになり
待ち受けているのは
年数の経過とともに
起こる不具合である
雨漏りが起きることになります
今現在の住宅では
こういった造りをすることは
ないと思われますが
築25年〜30年あたりの
住宅では結構あります
こうなってしまう
原因としては
屋根と外壁サイディングの
間には通気層という
空気の通り道を確保するために
隙間を設けています
この隙間へ流れていった水が
壁の中へ入り込み
ちょうど屋根の下に
設置されている
窓から雨漏りが起きます
もともと水が入るのは
想定内であり入り込んだ
雨がそのまま下へ流れ
排出されてしまえば
全く問題ありません
ところがこれを無視して
窓を設置して
しまったがために
残念な結果となってしまいます
こうなると対策としては
窓をなくしてしまうか
屋根側で対策するか
どちらかになります
事例の中でもこのような
ケースの場合トイレの窓が多く
窓をとってしまうと
あまりにも暗くなります
そのため屋根側での対策を
希望される方が
圧倒的に多くなります
対策としては可能です
まず屋根側から
できる限り水が
入らないに越したことは
ありません
その対策として
屋根は葺き替えが前提となり
水返しというものを
設置して壁の中へ
水が入り込むのを防ぐ
部材を取り付けます
ここでは取り付ける
水返しの部材の大きさも
重要になります
またこれだけではなく
窓上にも防水対策を
施す必要があります
万が一屋根の水が
水返しを突破して
壁の中へ入った場合を
想定して窓上には
流れてきた水を排出させる
工夫が必要であり
屋根上と窓まわりの施工が
セットとなることで
雨漏り対策という
是正工事となります
今回の雨漏りの原因では
水返しを後から
取り付けられていたこと
そして取り付けた
水返しが全く
役に立っていなかったこと
窓の防水処理がほぼ皆無
だったことによりおきました
またなぜこんな形なのかと
聞かれることもありますが
北海道では雪があり
雪溶け水もあります
雪で壊されてしまわないように
このような形となっています
窓の位置は現実的に
ずらせないことと
塞ぎたくない方が
多いですから
修理の際には
外壁材を剥がした上で
しっかりと
直すことが大切です
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です