ようやく雪が溶けたなと
思えばまた降ってくる
いつものこととはいえ
雪どけが待ち遠しい方も多いと思います
雪が溶け始めると
例年通りメンテナンスを
考える方も増えてきます
そのに伴ってお見積もりの
ご依頼も増えてきました
外出するのが普通になった今
家にいる時間が短い方も
いるかもしれませんが
それでも家に戻る理由は
安らぐことにあります
メンテナンスをするといっても
今は特に何も起きてないため
本当に必要なのか
そんな疑問もありますが
行うタイミングの目安が
しっかりとあります
外壁の塗装であれば
手で触ったときに
色が手につく状態だったり
手が白くなれば
塗装の塗り時となります
では屋根はどうなのかというと
塗装が経年劣化を
感じ始めるのがおおよそ
10年前後となります
屋根も外壁同様に
触ると手に色がつきます
また登るだけで靴の裏には
色がつきますし足跡が残ります
ただ屋根に関していえば
見てほしいのは
塗装だけではありません
塗装をしても「何か汚れてる?」
みたいなことが
起きる場合があります
この汚れの原因はサビで
塗装表面ではなく
屋根材のつなぎから
出てくるときに起こります
塗装した後わずか数年で
こうなれば美観にために塗装する
意味が感じられません
屋根で特に気にしてみる
必要があるのは
屋根材同士のつなぎ目や
コーキングの劣化の部分
外壁と取り合って
いる部分などが
1番要注意となります
塗装面はもちろん
大事なことで間違いありませんが
表面上からサビによって
穴が開くことは
ほとんどありません
(例外はあります)
ここに点検の必要性があります
そして塗装前に見る人は
屋根工事や劣化具合を
理解している人でなければ
おそらく見ても良くわかりません
もし穴が開いていたとして
市販の防水テープを
貼っていたりする状況に
出くわすこともありますが
場所によっては
DIYのような修理では
直ることはありません
必要以上にメンテナンスの
サイクルを早めたり
工事をする必要はありませんが
定期的に点検は
しておく方が良いでしょう
これだけで未然に防げることが
多くあります
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です