ゲリラ豪雨なら漏れるのは仕方ない？

 

 

 

今日の札幌は雨予報では

なかったのですが

 

 

お昼頃には大雨警報が

出るくらいのゲリラ豪雨となり

 

 

中にはずぶ濡れに

なった方もおられるのでは

ないでしょうか

 

 

札幌駅近くのビルでは

店舗で雨漏りが起きたり

 

 

水漏れが起きたところも

多々あったようです

 

 

（北海道新聞より）

 

 

想定外とはいえ

短い時間に降る

 

 

強い雨で被害が出るのは

何かしら問題があります

 

 

そういう私の乗る車でも

ときどき雨漏りが起きます

 

 

ドアの角から漏れてくるのです

これにはしっかりとした

 

 

原因があってドアの

閉まり（建て付け）が良くないこと

 

 

それから水の通り道だと

いうことです

 

 

これは自ら雨を導いている

ようなものです

 

 

 

 

 

 

こうなると入り口となる

ドアの隙間を塞ぐか

 

 

建て付けを直し

ドアとボディを密着させるための

 

 

ゴムパッキンを見直し

ドア下から水を排出させるか

 

 

対策としてはいくつかあります

一番簡単なのは

 

 

入り口を塞ぐことです

でも見た目が良くないことと

 

 

ドアが開けられなくなります

やはり少し水の流れを変え

 

 

ドアとボディの密着を

高めた上で排出させるのが

 

 

理想的であり直った

と言えるでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

全く同じことが屋根や

外壁でも起こっています

 

 

特に外壁はこのドアに

近いものがあります

 

 

基本的には空気が流れる

通気層が水を排出する

 

 

役割を兼用しています

それは工事をしている方の

 

 

中では知らない方は

いないと思います

 

 

しかし本当に外壁自体や

最も水が入りやすい

 

 

窓まわりなどから

水が入ってきた時に

 

 

水がどう流れるのかを

知る方と全く考えたこともない

 

 

場合とでは仕上げが

変わってきます

 

 

 

 

 

 

 

貼りやすさを重視することで

ほんの些細なことが

 

 

見逃されます

新しいうちは当然ながら

漏れるようなことはなく

 

 

新築やリフォームの後が

最も最高の性能であり

 

 

そこからは劣化の道を

辿ることになります

 

 

そうなってみて初めて

施工の真価が問われます

 

 

 

 

 

 

想定以上のゲリラ豪雨だから

仕方ないと考えるのか

 

 

それとも想定外を想定した

方法をとるのか？

 

 

人によっては

「そこまでしなくてもいいのでは？」

 

 

とか「過剰すぎる」という

反応があるかもしれません

 

 

漏れるケースと漏れないケースの

違いはここにあり

 

 

漏れるのには

漏れる理由があります

 

 

もちろん絶対がないのは

理解していますが

 

 

正解はあります

 

 

 

今でこそこんなことを

言っていますが

 

 

過去には全く雨漏りが

見つけられない

 

 

直せないといった

情けない過去もあります

 

 

また厄介なのは

水はどんなかたちにも

 

 

柔軟に対応してくる

ということです

 

 

防ぐことも重要ですが

受け流すことも大切な

考え方のひとつです