屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
本屋さんに行く時には
自分にとって興味がない
もしくは普段から触れる
ことないジャンルの本棚も
あえて眺めるようにしたりします
「何かヒント得られるかもしれない」
勝手にそう思っている
だけですが
一通り本をチェックし
参考になりそうなものがあれば
見て購入しています
その中でも気になるのは
住宅関連の本もあります
こうして私の本棚にある
本の一つに
『納まりの基本ルール100』最新版
という本があります
2年ほど前の本ですが
中身はというと
住宅のいろいろな部分の
納め方が記してあります
私たちにとって直接関係のない
仕上げ方なども記して
ありますが
色んな場所の納まりを
知っておくことで
それぞれの工夫があり
全てではないにせよ
改めて参考になる部分が
たくさんあります
私たちも水が流れやすい
部分がわかったり
確認のために部分的に
壊す時などにも
雨漏りの解決に
とても役に立ちます
それでも理想と現実の
ギャップがあるのは
仕方ないとしても
よく工事中の現場を見ていて
「またやってるなと」
と思える納まりもあります
それは外壁の重ね貼り(2重貼り)です
古い壁の上に下地の木材を
打ち付けた上で
貼るわけですけれど
重ね貼りで外壁に
貼る材料は軽量な
金属サイディングが最も多く
全てに貼ります
当然ながら煙突があれば
煙突にも貼ってあります
煙突の排気部分はもちろん
開口を開けて
貼っていますが
どんな風に貼られて
いるのかを知る
お客さんはほとんどいません
煙突は屋根の頂上であり
ほとんど見ることはありません
実際に見てみた時には
びっくりするかもしれません
金属サイディングで
囲っているのは
外側のみで頭の部分は
剥き出しなのです
「なぜこうなるのか?」
といえば
サイディングには決まった
既製品の部材しかありません
そのため対応できないからです
下から見た見た目では
わからないので
何か問題が起きるまでは
全く気づくことはありません
『我が家も金属サイディングの
重ね貼りで煙突にも貼ってある!』
というお宅では
注意が必要かもしれません
コーキング(防水処理)は
しているけれど
そう長期で耐久性は
期待はできません
屋根を葺き替える時に
私たちは煙突のサイディングを
剥がして全て鉄板で囲う
方法をとります
これにより水は
全く入らなくなります
実はこうなっている
事実を知る人は少なく
見た目だけの仕様と
なっていることが多い
外壁の重ね貼りは
注意が必要です
もしも気になる方は
お気軽にご相談ください
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です