屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
雨漏りといっても
大きく分けると
いくつかのパターンがあって
屋根自体が原因となって
起きる雨漏りと外壁に
原因があって起きる雨漏り
それから設備である
排水管が原因となって
起こる雨漏りがあります
雪溶けの時にバケツを
ひっくり返したような
水が天井から落ちてきて
天井がボロボロになっており
それ一回きりでもう漏れて
来ないが天井が
乾燥することでポロポロと
ボードが落ちてくる
もう雪溶けから3ヶ月は
過ぎていますが
そんなお問合せがありました
確認すると状況は
屋根の年数は経過しているものの
一度改修されており
後付けのスノーダクト屋根
となっています
今年の札幌は雪が
少なかったのですが
気温差が激しくて
排水管の凍結が多くありました
このお宅もこの中の
ひとつだったようです
排水管を凍結させないために
菅にヒーターが入れてありますが
ここ数年は使ったことが
なかったとのこと
今までは大丈夫だったけれど
冷え込みが強かった
今年に限って漏れたようです
この場合では特に
何かをするわけでもなく
やるとすれば点検くらいとなります
排水管さえスムーズに
流れていれば全く問題ありません
また同じようなケースで
ひと昔前に多く施工された
傾斜のある屋根からの
落雪をなくしたいと
いう要望に応えた
当時としては画期的な
屋根がありました
これも仕組みは屋根の上に
雪を止めることと
止めておいた雪を溶かすこと
そして溶かした水を流すこと
この三つを新たに作ることで
雪を止めていたわけです
これが流行った背景には
雪が落ちることで
お隣さんの土地に落ちたり
落ちた雪で外壁を
傷めてしまったり
住んでいた人が変わって
しまったりということがありますが
「お互い様」が薄れはじめて
きていることもあります
屋根上で融雪する
(溶かす)わけですが
当時は電気代も深夜電力といって
割安な電気料金があったことも
この屋根が多く作られた
要因の一つです
もう少し詳しくいうと
ルーフヒーターで雪を溶かし
溶かした水は排水管に流します
排水管は外に露出しているので
当然冷やされると凍結します
そのため排水管に断熱材を巻き
排水管の中にもヒーターを
入れています
このタイプの屋根は
もし冬の間にヒーターの
電源を入れなかった場合は
即雨漏りへとつながります
また排水管のヒーターは
サーモスタットがついていて
(気温が5度を下回ると電気が入る)
冬の間はつけっぱなしです
しかも地面(雨水ます)まで
ヒーターが届いていないと
地面で凍結します
排水管から流れてくる
水を受ける雨水ますがありますが
ここで凍結してしまうと
水が流れません
あとは排水管の中が
満水になり凍結し
水の行き場がなくなることで
屋根の噛み合わせから
水が侵入し雨漏りが
起きるという現象になります
1年を通して約4ヶ月程度しか
使わないヒーターですが
ヒーターの製品保証は
通常5年となっています
このタイプの屋根に
お住まいの方は
定期的に点検しておく
ことをおすすめいたします
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です